満蔵寺について

満蔵寺縁起

千葉県寺院明細帳(明治初期)によると、元和6年(1620年)法印尊栄により再興、本尊は阿弥陀如来と記されています。言い伝えによると、天保・明治時代と2度の火災に遭ったということで、寺の詳しい記録は残っていません。過去帳などの記録からみますと、寛永年間まで遡ることができ、初代住職安祐は明暦4年(1658年)に亡くなっています。18代住職法雲は、特に布教活動に熱心であり、中興の祖と仰がれています。また、昭和50年代の本堂新築時に本尊阿弥陀如来を補修した折に、江戸の大仏師孝運・今井右近により、元禄12年(1699年)に製作されたことが確認されています。戦後の法改定により、真言宗豊山派(本山・奈良の長谷寺)と包括関係を結んでいます。現住職秀敏は23代となります。

四国中郷大師霊場第15番札所

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